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「同時代批評」時代 2

「同時代批評」時代 2

3号 1981.8
「暴力はその爛熟においてつみとられねばならない」が掲載された。
北米探偵小説論』の一部に吸収されたパーツ。
活字になった初めての文章でもある。

 前後して『日本読書新聞』、『映画芸術』への執筆も始まった。
わたしの初期の仕事はこの三つの媒体(その運命)とともにあった
といっても過言ではない。
この時分のことは、武蔵境から吉祥寺近辺の思い出とセットになっている。
空間的にはさして遠くに動いていない。風景もそれほど激しく変わったわけでもない。
けれど遥か離れた歳月だ。

 

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