×

更新日記2006.03.17

更新日記2006.03.17

思い立ってPCの本体をクリーンアップした。フロントとサイドのカバーを取り外すときはカエルを解剖させられたときみたいに身体が強ばる。開けてみて、その中にたまったホコリのてんこ盛りにびっくり。心臓がとまりかけた。詰め物でもしてあるのかと思ったね。ネジを抜いて取り出したFDDの内部を覗いてまたびっくり。止まった心臓が動き出した。
これでよく作動していたもんだ。

因果はめぐるというのか。発端は、手持ちのフロッピーがほぼ全滅したこと。読み取りも書き込みもできん。ワープロに打ちこんだデータを転送できなくなった。八年ほど使いなじんだ「絶滅機種」もついにご崩御のときを迎えたかと、センチになっている場合ではないから、SAGASUの渋谷店に走って同型の中古を買ってきた。
けれどもフロッピーは動作せず。原因はマシーンではないようだ。ワープロはまだエックスデーにいたってなかったわけ。それはけっこうだが、原因がわからないのが困る。買ったワープロも不要だということになるし。店のほうにもいろいろ試してもらった結果、あまり言いたくないけれど、こちらのフロッピーのあつかいに問題があったらしいという結論が出た。これが判明するまで二日も費やした。
→→
そのかんに宗旨を変えた。いつまでもワープロにこだわるのはムニャムニャムニャだよ。
同じ値段の旧OSラップトップに、買い替え交換してもらったのだ。お店の親切な対応に感謝します。
これをインターネットにはつながず、エディターソフトだけ入れてワープロ専用に使うことにしたわけ。
この方針にしたがって、データ作成と保存の作業行程のセットアップは無事、移行できたんだが……。
話はこれでおわらない。続きがある。
→→→
今度はメインのほうのPCのFDDがおかしい。読み取ってくれない。データ内容を認識してくれないのだ。これではメール送稿ができん。データ作成までこのマシーンに頼るわけにはいかないのだ。それをすると仕事に支障をきたす。前々からFDD入口付近のホコリが気になっていた。これはひょっとして……。しかし、解体掃除なんてできるんか。→→→→というわけで最初に戻る。
二百三高地に攻め上る兵隊みたいに絶望的な勇気をふるいおこしてPCの機械カバーを外したんである。開いてみて、なんと。心臓が跳ね上がった。
壊れるよな、これじゃ。
→→→→→
掃除機やピンセットを使い、ついには息を吹きこんでホコリをバスターするなどの原始的手段に訴えた。時間にしたら60分てとこだろう。
やったぞ。
これでようやく動いてくれた。当たり前のことにこんなにも感動するとは。
結局は、修理に出したとしても、プロのやることだってほとんど掃除機の作業かもしれんと思った。

Share this content:

コメントを送信