更新日誌2010.06.01

　しばらく更新をさぼっているうちに、光陰イヤイヤのごとし、もはや数ヶ月が過ぎ去っていた。ＨＰソフトの使い方も忘れかけてる。
　思えば、どなたかの訃報記事を二つ、何ヶ月もならべたままにしておいたのは不吉。不吉フキツと知りつつ、更新しない習慣に身をまかせるのもまた心地好いものであった。よほどのことでもなければ、これは、再開できんぞ、という転落ぶり。「最近あまり更新なさっていないようですが、ご体調でも崩されましたか」ってなスパムが気になりもして、うっかりそんな見えみえのスパムを開いてしまったり。

　きっかけ、というのか。
　とにかく、来年の春までは、無病息災にしっかり生存しているべし、という目標ができた。
　略称「三人展」をやろうなどと、だれやらがいいだしたので。
　三人展とは何だとか、こういうページであるから、説明は省きます。とにかく。
　三人ってのは、やはり「Unholy Three」だな。だれがロン・チャニーで、だれがヴィクター・マクラグレンで、だれがハリー・アールズか。そこまでは知ったことじゃないけれど。
　候補地は、京都は千本出水あたりと。桜の満開の下がいいなとか、要するに、勝手なことばかりいっておる段階だから。
　とりあえずは、イメージソングＣＤでもつくっておくか。２０曲くらいはすぐ思いつくが、それだけだと物足りない。いっそ５０曲は入れてみるのがいいかも。それに、光学ドライヴに Lightscribe がせっかく入っているのに、とんと使ったことがなかった。この機会に試してみようかと。

　電子本の世界では、黒船の第二波が早くも上陸。今度は、本格的かつ決定的なような。
　何かの雑誌では、またぞろ「紙の本の時代は終わった」と勇ましいことを書いている人がいる。十年前にも同じことを読まされたぞ。
　ンなことは、とうに予測していたさ、といえるような「 e-NOVELS 」の何年かの試行錯誤は何だったのかってなことにもなる。出版界の動きは、ますます明日の見えない今日がつづく。昨日は知らず、知りたくもない、か。
　マイクロソフトの覇権がようやく落城、当分は、アップル帝国主義の制覇がつづくんだろう。それだけのことさ、といえないのが恐ろしい。
　昨日どこかの南米サイトで他人には知られたくないいかがわしい商品を検索しておった。すると、今日(昨日の今日だ)「You の希望する商品はこれであろう。ほかにもこれだけ沢山あるぞ」というメールがどさどさと来た。まったく、消費者の隠れた購買意欲を先取りしてくれる、というか……。まだ購入もしていない。ウインドウ・ショッピングより気楽なネット・サーフィンしていただけなのに。こちらの覗いた痕跡はきっちりと覗きかえされ、データベースに記録されちまった。検索とは監視されることなり。それが、Windows ショッピングなのだ。
　下手なおやじギャグが出たところで、今回はおしまい。