更新日記2014.03.13
思うところがあって、持っていたレコードをすべて処分した。まだ、100枚弱あった。それなりの重量とスペースを要求するし、妙な感傷のまつわりついているものもなかには混じっている。
目ぼしい音源は、数年前にだいたいデジタル化してあった。今は、PCのなかに MP3 データとして格納されている。プレーヤーをPCにつないで、ファイル変換したのみだから、自慢できるような音質ではないが…。
流行りの「蔵書→電子データ化」の音楽版?
ちょっとちがうような気もするが、とにかく、アナログ物体としてのレコード盤は、とっくにおれの生活空間から不要になっていた。それでも、始末するまでに、数年もかかった。ということは、未練たらたらの貧乏根性とはべつに、訣れがたい感情が引きずられていたのだろうな。
オークションに出すことも考えたが、一枚ずつ値付けする作業とかが、かぎりなく面倒に思えた。面倒を押しても、買い手のつかない品目では、後がくたびれる。
ともかく、棚の一角がすっきりした。Notorious B.I.G.(ビギー・スモール)じゃないけれど、いつでも「Ready to Die」だ。
で、残った一枚は、曲馬館のレコードだけ。
これは、もう記念品のようなもので…。
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