更新日記2011.02.05 屋根の上のハクビシン狩り
わがアバラ家の屋根を修理してもらったところ、カワラの上に大量のウンコが発見された。ウンコはさらに、隣家のスレート屋根に もドカンと堆積していた。これは、うちのベランダからも視認できた。首都は雨が降らず、異常乾燥状態なので、ひり出された現状のまま溜まっている。
豪雪地帯では、屋根の雪落とし中に本人も落下して落命するケースが続出している。はて、雪国のウンコ版かと、うちの中ではパニック寸前となった。
犯人はハクビシンと推定。隣家の木が、屋根までいかにも登りやすい径路をつくっている。
きっかけは、キッチンの横の狭い通路、オガクズを撒いたところに、或る朝、出現した巨大ウンコだった。犬猫ではなさそうだ。人間でやりかねない怪しい奴も近所に若干一名いるが、何せ狭すぎる。思い出したのは、五年ほど前に目撃したハクビシンだ。
夜行性ではあるし、以降は見かけなかった。電線上を軽やかにスキップするところを見たという人はいたけれど。
わが情報部は隣家屋根の、ハクビシン雲古におおわれた惨状をカメラに収めたが、個人情報にも関わるので、ここには公開しない。ちなみに、グーグル・マップの航空写真を参照してみたが、何年か前の撮影当時には、ウンコはまだ現われていない。
ハクビシンは果実を主食とするので、乾燥雲古は独特の芳香を放つという説もあれど、そりゃエリートの話だと思う。この近辺のは、本来の雑食で、ブドウ園やトウモロコシ畑も、その他いろいろを荒らしているだろうから、やはり、ノラ猫並みに強烈に臭いはず。
侵入防止に屋根にアミを張るなんて無理だし。いくらご当地が観光名所化してきたといっても、「ハクビシン雲古に盛り上がった屋根」 で、物見高い人を引きつけるのも無理だろうし。
家の中には、要介護猫がいて、どこにウンコを落とすかわからないので、常に万全の警戒態勢でいなければならない。嗅覚は慣れでなかば麻痺しているから、うっかり踏みつけないようにいつも足元に気をつけている。
内憂外患の毎日なり。
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