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更新日記2007.04.01 頭脳警察の日々

更新日記2007.04.01 頭脳警察の日々

頭脳警察のアナログ・レコード盤をデータ化したと思ったら、多くの曲が無料試聴ファイルになっているサイトを見つけた。もっともうちのコンピュータでは何故か(お使いのコンピュータ環境により再生できない場合もありますという但し書きのとおり)再生できなかったが。
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データ化作業それ自体は簡単に済むのだけれど、もう聴かなくなったレコードを聴くという体験が、あんがい精神的なバランスを崩してくるので厄介だ。聴きたくて聴きかえすのではなく、データ作業のためだけに聴く羽目になっているからだろう。たんにリアルタイムの録音時間が必要というだけでは済まないのだ。
タイムスリップがたびたび起こって、精神衛生上よくない。
桜満開の日、「栗原幸夫さんを囲む会」に行ってきた。たてまえは「励ます会」だったか「励まされる会」だったか、どっちでもいいが、栗原氏八十歳まだまだ颯爽を祝う集まりであった。やはり二次会は自粛した。
会のなかで、小中陽太郎氏が、挨拶代わりかあるいは余興なのか、イントレピット四人の脱走米兵の秘蔵フィルムを公開したのである。BGMがつけてあって、これが「ウイ・シャル・オーヴァーカム」(ジョーン・バエズの)や「ギヴ・ピース・ア・チャンス」。ベ平連だからねってのもあるけれど、困ったのは、「ギヴ・ピース・ア・チャンス」だ。これは、ついこないだ『いちご白書』のサントラ盤レコードからデータに取りこんだばかり。タイムスリップを別の場所でまざまざと聴かされるとは……。
少々まいった。
だれかが言っていたけれど、このところ、「左翼同窓会」みたいなものが増えているという。
地すべりは止まらないのだろうか。
二次会を失礼したのは、それが理由ではないけれど。

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