更新日記2007.0315 ジャンクよ さらば
アナログ音源のデジタル・データ化を、ぼちぼち始めたところ。
予想したよりもずっと簡単だ。
テープはカセット・ウォークマンを本体につなぎ、レコードはポータブル・プレーヤーをつなぐ。ものの本には、サウンド・プロセッサーが必要と書いてあるけれど、ナシで大丈夫のようだ。特別の用意といっても、ソフトをインストールしたくらい。
問題は、時間がかかりすぎること。
演奏時間の分はきっちり取られる。データ入力に加えて、あとノイズ除去、音量調整、MP3への変換保存、と最低この三段階をこなさないといけない。テープはフン伸びてないか、レコードは針飛びしないか、しっかり効いてかないといけないし。
まあ、今のところは単純作業をするだけで済んでいる。
使用中のミニコンポはこの作業の役にはまったく立たないのだった。他のパーツとの接続が全然きかない。なんというシステムなんだ。ってか、調べもしないで買ったこちらがバカだった。全面的なモデル・チェンジも考えたが、今のコンポは HDD 搭載型が主流で、欲しくなる型は一つもなし。
すると、何年か前まで使っていた Panasonic の RESTY mini のことを思い出し、無性に買い戻したくなったのである。入手手段はないかとヤフオクを捜したけれど、千円のジャンク品しか見つからなかった。
ボタンが効かなくなっているとのこと。そういえば、うちのもボタン操作から故障して諦めたのだと思い出す。
今になって愛着が揺り戻しになってくるのも、けっこう長い期間、愛用していたってことだろう。初代の iMac が壊れたのとほぼ同時期にダウンして、かなり落ちこまされてしまったものだ。つなぎにとりあえずと購入したコンポはまったく使いこなすレベルには到らず、というかその時点での市販モデルに気に入ったものはなかったわけで、しばらく音ナシ生活に陥落してしまったのも、このコンポの所為なのだ、きっと。
考えてみれば、RESTY は十年近く手元にあった。ワープロも、外出用のディスクマンも、コンポも、別に揃えたつもりではないが、パナソニックで統一されていた時期があったということ。思い出すと何か不思議な気がする。それだけ愛着もヒトシオだったようだ。
まあ、アナログ音源を整理すれば、基本的にコンポは不要になる。カセットウォークマン、ディスクマン、レコードプレーヤーと、スピーカー・システムがあるから、聴くだけなら不自由はしない。
今のコンポはジャンク行きだな。
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