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『同時代批評』時代 8

『同時代批評』時代 8

 
 12号 1984.12  13号 1985.6  14号 1985.11
 土曜美術社が倒産し、らんぷ舎発行、星雲社発売の形態になった。
 その間、せきた書房にも間借りしたけれど、時期の記憶があやふやになっている。発行元は次に青峰社に移り、最終的には青豹書房が立ち上げられた。
 岡庭昇『身体と差別』、塩見鮮一郎『言語と差別』に始まる同時代批評叢書のシリーズは六冊まで順調に発刊された。
 細目は、鈴城雅文『写真=紙の鏡の神話』、高野庸一『戦後転向論』、梁木靖弘『聖なる怪物たち』、鶴崎敏康『全共闘から対抗社会へ』である。
 七冊目のわたしの分『戦後批評史』
がゲラの赤入れ半分のところまで行って難破した。
 運不運というより、巡り合わせはついてまわるといったほうが良いのか。

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