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2005年印象に残った本

2005年印象に残った本

2005年印象に残った本

① 昭和初年の『ユリシーズ』 川口喬一 みすず書房


② ドストエフスキー 父殺しの文学 亀山郁夫 NHK出版


③ 荒畑寒村著作集八 随筆 平凡社

 

他に、葉山嘉樹『流旅の人々』を再読。アラカン・エッセイの裏芸に感服した。刑務所のメシから説き起こすグルメの一家言もさることながら、手放しの犬好きバカのペット賛歌が抱腹もの。夫婦喧嘩を犬に喰われた話は秀逸だ。

新刊ニュース2006.1

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