近況――はるかなるブログ三昧の日々

ブログとは何ぞや。知っている人には説明無用だが、知らない人は徹底的に知らない。簡単にいえばホームページのお手軽版だ。
これにはまった。九月あたりから、ブログ絵日記をほぼ毎日更新している。
あるアンケートによると、ブロガーの半数以上は、①すでに自分のホームページを運営しており、②毎日ページを更新し、③それにかける時間は一日３０分以内、という統計が出ている。わたしの場合も、この半数以上に該当し、珍しく多数派に属してしまった。一日３０分の趣味だ。
……であるが、何事にも良くない半面がある。ネット依存症に蝕まれてくる。毎日のアクセス本数を確認してはイヒヒと悦にいったりすると、もう危ない。巷にあふれるインターネット中毒「認知症」の始まりだ。アナタ止メラレマスカ。
ブロガーはヘヴィユーザーになるほど、①一日なんども更新する、②二つ三つと複数のブログをつくる。――ようになるらしい。
そういえば、いつの間にかわたしも、ホームページ本館の他に、二個のブログを所有するリッチな身分となっていた。マダマダ中毒シテナイゾ。
けれどもつくづく思うね。これじゃ本を読む人が少なくなるはずだよな。

日本推理作家協会会報2005.1

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